CDが売れない時代。
歌番組も少ない時代。
コンサート動員数は増えているのでレコード会社は、コンサートに力を入れ始めている。
しかしコンサートの利益率は約10%と少ない。
少しでも利益を増やそうとグッズを会場で多く売りたいところだがそれにも限界がある。
テレビ中継のない小さなプロレス団体が当日の試合映像をその場でDVDにして試合直後に客に売っている例がある。
DVDをその場でつくることができる専用車がある。
試合の熱気がさめないうちに売るのでよく売れるそうだ。
DVDの利益率は高い。
客席も満遍なく写せば客は自分が写っている記念写真的な意味でも買ってくれるだろう。
コンサートでも応用可能だからぜひやるべきだ。
ブラジルや中国ではCDどころかダウンロード販売で利益を出すことすら最初から放棄している。
中国人の国民性を熟知する中国人は海賊版CDも違法ダウンロードも防げないことを知っている。
そこで中国のレコード会社はレコード会社みずからタダで所属歌手の曲をダウンロードさせるサイトをつくりライブのみで利益を出すことにした。
歌手は共同でコンサートを行い、歌手への利益配分はダウンロード数に比例させる。
ブラジルのレコード会社は露天商にCDをコピーして売っていいとタダでマスターCDを配る。CDはライブへ足を運ばせるための手段にすぎないと割り切っている。
露天商を儲けさせる代わりに露天商にライブの有料チケットを売ってもらって稼ぐ。
歌手には大変な時代になったものだ。
コンサートで客をあまり呼べない歌手はどう利益を出すべきか。
ディナーショーをやれる歌手の条件は世に知られたヒット曲が最低10曲必要といわれている。
大きいホールを満杯にできる歌手は少数。
レコード会社は共同出資で規模の大きなライブハウスを全国につくるべきだ。
ただし、ソニー系のZEPPみたいなのではなく、レストランのように本格的な料理を飲食しながらゆったりとライブを楽しめる場所。
ディナーショーのように食事とショーの時間を分けない。
アダルト層を狙う。未成年は入場禁止。
コンサートとディナーショーの中間ぐらいの価格設定。
複数の歌手の歌を楽しめる。
歌手は紅白出場歴があることが絶対条件。
60年代に活躍した歌手専用のライブハウス、70年代に活躍した歌手専用のライブハウスというように10年刻みで専用ライブハウスをつくる。
複数の歌手がだいたい5曲づつ歌う。数回ステージは繰り返される。そのたびに客は入れ替え。
客席にはチップボタンというものを置く。
客が一回押すと千円のチップが歌手に出演ギャラに上乗せされる仕組み。
チップは客の勘定に上乗せされる。
ボタンを押すと歌手にご祝儀を渡せるということ。
押すとボタンは光る仕掛け。
暗い客席で光るので歌手にはボタンを押してくれた客がわかる。
客は自分の方を見てもらおうと必死にボタンを押すわけ。
盛り上がるほどチップは増えるから歌手のパフォーマンスも上がる。


by aozaru
平成の国民所得倍増計画(2)